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2015年6月

2015年6月12日 (金)

特需と白麹と茅ヶ崎の聖地の早朝

Windows10がもうすぐ7月29日に発売です。

 

関連業界の方々は皆様、特需、これを期待されて心待ちにされておられることでしょう。

 

パソコン出張サポートなどという、業界の裾野もさらに端っこロングテールの辺境のほうの鄙に身を置く、そのわたくしとて、例外ではございません。アプリ開発者様はじめ、心あるエンジニア諸兄におかれましては、お試し版、もとい、Insider Preview版Build10130で機能や操作性を隅々に至るまでこと細かくチェックされておられることと存じます。

 

一方、こちら辺縁系。トラブルを解決してなんぼのサポート側です。目の付けどころがちょっと斜め上、というか微妙に下かな。必然でございましょうね。セーフモードはどうなってるのかいなと、とか、そこでスタートメニューが表示されない(わたしのマシンでは事実こうなってしまってますので)場合の回避テク、とか、天の邪鬼のわたくしなり、へそ曲がりなアプローチにて、準備に勤しむ。そんな今日この頃なのでございます。

 

さて、お試し版Windows10ですから、未完成品、対峙すればそりゃ消耗します。そのストレスフルな気分をリフレッシュせんと、先立つもの無き美食団を自称するわたくしは、今日も嗜む程度には。夏は基本、氷温ゲヴュルツトラミネールと決めてますが、旬のものがあるというのであれば、いかなる種類も捕獲に動くに吝かではございません。ただ、日頃からお財布の風通し良好の美徳から、休肝日だらけとなるのが健康の秘訣です。プレミアムな銘柄も定価で調達する、これは必須のスキルですね。

 

昨日は、田酒の新製品、「白」。夏酒。一部白麹の純米吟醸生酒。偶然手に入って、早速呑んでみたのです。春恒例、田酒のスパークリングワインとでも呼ぶべき発泡にごり酒「外ヶ濱フラワースノー」(酒米に青森の華吹雪を使用)、それが今年は市場に出てこなかった。なるほど、かわりにこれ、新製品「白」(やっぱりお得意の華吹雪使用)を仕込んでいたのだねと、ポンっと膝をうつところでしょう。

 

おつまみは、夏の御約束、ナッツです。寒いオヤジギャグではなく、本当にこの季節、私はナッツだけでお酒を飲みます。美味しくてしかし喧嘩せず主役の味を引き立て、安い、健康にいい、ですから。

 

最初、封を切ったとき、ただよう上品な香りは、まさに田酒のそれ。だけど、口に入れたとたんに亜麻猫に化ける。フラットデザインの味、とでもいうのでしょうか。確かにわかりやすい美味しさなのですが、釈然としません。トレンドに媚びる必要など無き田酒ブランドだけに、これはあれだね、試作品だ。野心的な蔵元さんなら新たな挑戦の結果を市販することは歓迎されることはあっても非難されることはあまりない。試作品は夏に出る。幻か、オバケか、いずれも夏の風物詩。そう考えれば腹に落ちます。アナロジーです。Windows10のお試し版、みたいなもんですか、要するに。

 

※6月16日追記:田酒「白」を田酒らしい風味で楽しみたい諸兄へのご提案

氷温にして飲むと、ヤクルトとかカルピスのような乳酸菌飲料風味が背後に引っ込んで、 ほのかな黄麹の香りがアクセントのまあるい旨み、いかにも華吹雪の田酒特別純米シリーズという味わいが奥から姿を現わします。深み、3D、奥行きです。香りのほうはちょっと弱くなりますけど、スパークリングワイン的な口当たりの良さとなって、あっという間に4合瓶が空になります。危険です。 

※7月5日さらに追記:ガラ酒、マニアック、ヲタ酒、にわかに理解はキツい

田酒「白」の妹分(?)、華吹雪と一部白麹こちらガス添(炭酸ガスを後から添加)、外ヶ濱MicroBubbleも試してみたのです。話のタネに。で、今、苦労して湘南海岸まで来たのにべた凪ぎ、みたいな気分。いや、単に私の口に合わないというだけかもしれない、そうお断りした上で個人的な感想。亜麻猫スパークより穏やか。上品、というより、うすい。酸味が2-D。甘さ前面、旨みはどこへ。日本酒のコアな魅力からはかけ離れてゆく方向性。日本酒ばっかり飲んでる人には面白いかもしれないけど、日常的に色々な選択肢を駆使する方々にとっては、食指の全然動かない亜種シャンパーニュと映りそう。フレシネあたりの低価格グローバルブランドの土俵で、甘くてチープなエントリータイプと分類されるようでは悲しい。もっとも、あまりに希少で、予備知識のない方の口に入る心配ほぼゼロ、これは救い。地元青森で先行発売されていたとされる姉貴分(?)NanoBubble、達人酒蛙殿の寸評も、褒めてるようには聞こえません。いや、もう忘れます。忘れて下さい。

※7月29日もっとさらに追記: 白麹は瓶火入れにて完成ということと解釈します。

田酒「白」純米吟醸の瓶火入れバージョンが登場したので、もいちどMicroBubbleとともに注文。比較試飲です。火入れで風味が安定したと感じます。すべて個人的印象ですけど。田酒「白」シリーズのゴールはここらへんか、と。特別純米シリーズに、甘酸っぱい風味を加えたバリエーション。夏の変化(へんげ)、かと。これはこれで定番としても面白いかな、と。MicroBubbleのほうは、残念ながら、やはり、好きになれませんでした。来年は手を出しません。

 

そして朝。お試し版の宴の夜を超えて残る疲労感を癒すために、歩きます。海岸無き海岸通りからスタートして、サザンオールスターズ茅ヶ崎ライブの会場、聖地、茅ヶ崎公園野球場を経て、湘南国道134号をまたぐ架橋からよく晴れた日には富士山の巨大な山容を眺め、海岸遊歩道サザンビーチを左手に、箱根の山並みを正面に見て、サザン通りを戻って来るという、早歩き30分のコースです。

 

朝の聖地では、立派な体格に成長したハシブトガラスの御一行様がお集まりです。ときに濁った声も聞こえてきてハシボソガラスも共存しているらしいとは思われますが、地上では総じて、ドサッドサッという特徴的な歩き方が目に付きます。海岸でも、地引網の副産物をトンビと競争です。群れてますけど、群れる必要が無いぐらいに大型化してます。ヒトを恐がりません。危険です。刺激しないのが賢明でしょう。つい先日も、飛んでるスズメを格闘のあげくクチバシで捕獲という衝撃的な場面に出くわしました。海岸、そして聖地の電線の上に、朝日に向かって並んでいる黒い姿の集団を眺めていると、映画シティーオブエンジェルの一シーンを思い出します。ニコラスケイジ、黒づくめの天使が、天使の仲間たちと、海岸で朝日を迎えるという、毎朝の儀式の、あのシーンです。

 

さわやかな朝、ちょっとシュールな気分になるのも悪くないかも?

 

いや、勘弁してくれ。

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